ヤマトゴキブリ【図鑑wiki】幼虫/メス/生態/飛ぶ/大きさ/休眠

ヤマトゴキブリ【図鑑wiki】
幼虫/メス/生態/飛ぶ/大きさ/休眠

このページでは、ヤマトゴキブリについて解説します。

ヤマトゴキブリ:基本情報
  • 分類:ゴキブリ目 – ゴキブリ科 – ヤマトゴキブリ
  • 学名:Periplaneta japonica
  • 和名:ヤマトゴキブリ
  • 体長:20mm~25mm
  • 寿命:2年~3年

ヤマトゴキブリは、英語では「Japanese cockroach」とも呼ばれる、日本が原産のゴキブリです。

耐寒性があり、屋外で冬を越せるので、東北地方の農村部などでは一般的に見られるゴキブリの種類です。関東圏でみられる『クロゴキブリ』よりもやや小さめのサイズですね。

概要 クロゴキブリ違い メス 卵/産卵 幼虫 休眠 大きさ 生息地 退治/駆除

ヤマトゴキブリとは?/概要

ヤマトゴキブリ オス 画像

ヤマトゴキブリ/成虫 雄(オス):⇧

ヤマトゴキブリは『半屋内性』のゴキブリであり、家の中で見かけることもありますが、多くは家の外で暮らしています。

ヤマトゴキブリは、自然環境では雑木林などで菌類や樹液、落ち葉などを食べて生活してます。そして、冬は樹皮のすき間などで休眠して越冬することができます。

関東以南でよく見かける『クロゴキブリ』や『チャバネゴキブリ』は、外来種のゴキブリで市街地でも生息していますが、『ヤマトゴキブリ』はほとんど市街地には生息していません。

ヤマトゴキブリとクロゴキブリの違い/オス

『ヤマトゴキブリ』と『クロゴキブリ』は、オスの外観がよく似ていることで有名です。

ヤマトゴキブリ/成虫 雄:⇩

ヤマトゴキブリ 画像02

ヤマトゴキブリの成虫(オス)は、少し細長く、頭部が小さいです。

クロゴキブリ/成虫 雄(オス):⇩

クロゴキブリ 画像01

クロゴキブリは表面がギトギトしていて、頭が大きいです。

一見すると似ている『ヤマトゴキブリ』と『クロゴキブリ』ですが、よく見れば見分けることができますね。

その違いは、下記のとおりです。

【ヤマトゴキとクロゴキの違い】

  • ヤマトゴキブリ:体長20mm~25mm、やや細長い
  • クロゴキブリ:体長27mm~37mm、頭が大きい

というワケで、「ヤマトゴキブリ」は「クロゴキブリ」よりサイズが小さく、やや細長いので見分けることができますよ。

⇒日本に生息するゴキブリ24種類の一覧はこちら

ヤマトゴキブリのメス

ヤマトゴキブリのメスは、こんな感じです。⇩

ヤマトゴキブリ メス 画像01

ヤマトゴキブリのメスは翅(はね)が短く、お尻がはみだしているので、一発で見分けることができますね。

ちなみにメスは翅がみじかいので、飛ぶことができません。

ヤマトゴキブリの卵/産卵

ヤマトゴキブリ 卵 産卵 画像

ヤマトゴキブリは、卵鞘(らんしょう)と呼ばれる卵の袋を産みつけるゴキブリです。ヤマトゴキブリは粘着性の液体を分泌して、卵鞘を木材に貼りつけることが知られています。

ヤマトゴキブリの出産については、下記のとおりです。

【ヤマトゴキブリの出産】

  • 1つの卵鞘:14個~19個の卵
  • 孵化までの期間:27日~42日
  • メスの産卵:4~6日おき、平均で25個(生涯)

1つの卵鞘で14~19匹の赤ちゃん、平均25個の卵鞘を産むので、1匹あたり350~475匹の赤ちゃんを産む計算になります。

ただし、自然環境ではヤマトゴキブリの卵鞘に卵を産みつける『寄生バチ』などの天敵もいるので、すべてのヤマトゴキブリが生存するワケではありません。

ヤマトゴキブリの交尾

ヤマトゴキブリは自然環境では初夏に羽化して成虫になります。

成虫になるとすぐにオスとメスは交尾をおこない、その後3ヵ月~5か月をかけて生涯で卵鞘(らんしょう)を産みつけます。

ヤマトゴキブリの成虫は寿命がみじかく、3ヵ月~5か月ほどで死んでしまいます。

ちなみに、ヤマトゴキブリは交尾をしなくても単為生殖で繁殖できます。

ヤマトゴキブリの幼虫/赤ちゃん

ヤマトゴキブリ 幼虫 画像02

ヤマトゴキブリの赤ちゃん:⇧

ヤマトゴキブリの幼虫/赤ちゃんは、前胸背板の両端が透き通った感じになっているのが特徴です。(※幼齢の幼虫の場合)

ヤマトゴキブリの赤ちゃん:⇩

ヤマトゴキブリ 幼虫 画像03

ヤマトゴキブリの幼虫は、4月~9月の活動期を経て、8回の脱皮をくりかえして大きくなります。

成長したヤマトゴキブリの幼虫:⇩

ヤマトゴキブリ 幼虫 画像04

ヤマトゴキブリは10月以降は木の洞や樹皮のすき間で冬眠するので、成長には約2年かかります。

ヤマトゴキブリの休眠について

ヤマトゴキブリ メス 画像03

ヤマトゴキブリが活動できるのは、春から秋にかけての4月~9月までとなります。気温が低くなると活動できなくなり、休眠します。

冬眠中の幼虫は成長しないため、ヤマトゴキブリは成虫になるまで、約2年を幼虫のまま過ごしています。

(※好適な温度条件下では、4か月~1年ほどで成虫になります。)

ヤマトゴキブリの大きさ

ヤマトゴキブリ メス 画像04

ヤマトゴキブリの大きさは、下記のとおりです。

【ヤマトゴキブリの大きさ】

  • 体長:20mm~25mm

比較として、関東圏では一般的な『クロゴキブリ』の体長は、27mm~37mmほどなので、ヤマトゴキブリは比較的小さめのゴキブリです。

ヤマトゴキブリの生態/生息地

ヤマトゴキブリ オス 画像04

ヤマトゴキブリは日本原産のゴキブリですが、現在は中国や韓国でも一般的なゴキブリとなっています。

また、日本ではおもに東北地方に分布しており、関東よりも南の地域では『クロゴキブリ』『チャバネゴキブリ』が一般的です。

関東よりも南の地方で見かけたなら、ほとんどは『クロゴキブリ』でしょう。

ヤマトゴキブリの退治/駆除方法

ヤマトゴキブリ 幼虫 画像05

ヤマトゴキブリを駆除するには、ゴキブリの一般的な駆除方法である、下記のやり方が有効です。

【ヤマトゴキブリの駆除方法】

  • ①くん煙剤/くん蒸剤
  • ②毒餌剤
  • ③殺虫スプレー
  • ④ゴキブリホイホイ

具体的には、ゴキブリの退治/駆除方法のページをご覧ください。

ヤマトゴキブリ:まとめ

ヤマトゴキブリ メス 画像05

ヤマトゴキブリは、クロゴキブリに似ている日本原産のゴキブリですが、クロゴキブリよりはやや小さめのサイズで、『半屋内性』のゴキブリです。

おもに東北地方の雑木林に生息しており、エサを求めて家の中に侵入することもあります。

【日本に生息しているゴキブリ/9種】

カマドウマ(便所コオロギ)

カマドウマ(便所コオロギ) 画像05

特徴:カマドウマはバッタ目カマドウマ科に属する昆虫です。まだら模様の見た目で跳ね回る姿がきもち悪いです…。

生息地:日本全国
体長:18.5mm~21.5mm

ゴミムシ/ゴミムシダマシ

ゴミムシ 画像07

特徴:ゴミムシは、甲虫目オサムシ科に属する、雑多な昆虫をまとめて『ゴミムシ』と呼びます。

生息地:日本全国
体長:4.5mm~35mm

ゲジゲジ/オオゲジ

ゲジゲジ 画像07

特徴:ゲジゲジは15対の足を持つ、おとなしい性格のムシです。見た目がきもち悪いことから『不快害虫』と言われています。

生息地:日本全国
体長:20mm~30mm

赤いゴキブリ

赤いゴキブリ

特徴:日本に生息するゴキブリにも種類があり、『ワモンゴキブリ』など、中には赤っぽい色をしたゴキブリもいます。

生息地:日本全国
体長:12mm~45mm

白いゴキブリ

白いゴキブリ アルビノ 小さい 画像

特徴:珍しい白いゴキブリは突然変異種というワケではなく、脱皮直後、または外国産の珍しいゴキブリです。

クロゴキブリ

クロゴキブリ 画像

特徴:クロゴキブリは日本でも全国的に見られる代表的なゴキブリの種類です。

生息地:日本全国
体長:30mm~40mm

チャバネゴキブリ

チャバネゴキブリ 画像01

特徴:日本全国でみられ、飲食店などのコンクリート造の建物でよくみられるタイプの小さいゴキブリです。

生息地:日本全国
体長:10mm~15mm

ヤマトゴキブリ

ヤマトゴキブリ 画像02

特徴:クロゴキブリとよく似た見た目のヤマトゴキブリは、おもに東北地方の雑木林に生息しています。

生息地:東北地方、ほか
体長:20mm~25mm

サツマゴキブリ

サツマゴキブリ 画像 07

特徴:沖縄などの亜熱帯地域に生息する、綺麗な色をしたゴキブリ。

生息地:沖縄~九州南部、ほか
体長:オス25mm 雌35mm

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