キョウトゴキブリ【図鑑wiki】幼虫/分布/学名/飼育/餌/駆除

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キョウトゴキブリ
【図鑑wiki】幼虫/分布/学名

【キョウトゴキブリの基本情報】

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  • 分類:ゴキブリ目 – チャバネゴキブリ科 – キョウトゴキブリ属 – キョウトゴキブリ
  • 和名:キョウトゴキブリ(京都蜚蠊)
  • 学名:Asiablatta kyotensis
  • 体長:14mm~18mm
  • 寿命:1年~2年半

このページでは、キョウトゴキブリの生態ついて、詳しく解説します。

⇒日本に生息するゴキブリ24種類の一覧はこちら

キョウトゴキブリとは?/概要

キョウトゴキブリは、1960年ごろに京都市内の民家で発見された日本原産のゴキブリであり、チャバネゴキブリ科のゴキブリです。

京都府でもレッドデータに指定されるほどの希少種で、見かけることは少ない種だが、京都.大阪.愛知.福岡などの食品工場や厨房などで繁殖することがある。

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体長14mm~18mmと中型で、光沢が乏しく、ヤマトゴキブリを小型にしたような感じ。チャバネゴキブリ類の中では大きめの部類に入る。

自然環境では里山のような樹林に生息し、樹液や小昆虫などを食べる。

キョウトゴキブリの生態:幼虫

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キョウトゴキブリの幼虫は、やや縦長で表面はツルツルとしており、こげ茶色をしている。

キョウトゴキブリの幼虫期間は、好適環境(28℃)では3ヵ月であり、25℃では約5か月となる。

ただし、低温で越冬する場合には、最大2年間を幼虫のままで過ごす個体も報告されている。

キョウトゴキブリの卵鞘/産卵

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キョウトゴキブリは、自然環境では初夏に成虫となり、産卵を開始する。キョウトゴキブリの成虫寿命は約3ヵ月で、6~7日間隔で1生のうちに15回ほど産卵する。

⇒日本に生息するゴキブリ24種類の一覧はこちら

キョウトゴキブリの飼育/繁殖

キョウトゴキブリは屋内侵入性のゴキブリであり、湿気と温度があれば、『ハムスターフード+プロゼリー(昆虫ゼリー)』で育成できる。

【キョウトゴキブリの飼育/繁殖方法】

  • ①ケース:適切なサイズの飼育用プラケース
  • ②床材:腐葉土、昆虫マット
  • ③隠れ家:樹皮、落ち葉、木材など
  • ④エサ:ハムスターフード、昆虫ゼリー
  • ⑤飼育適温:25℃~28℃

それぞれ、解説します。

キョウトゴキブリの飼育①:ケース

ケースはふた付きのプラケースで、20cm×20cmくらいのサイズがあれば十分です。

キョウトゴキブリはツルツルした壁をのぼれるゴキブリですので、脱走防止にネットを貼るか、ケースの壁にワセリンを塗って脱走を防止します。

キョウトゴキブリの飼育②:床材

キョウトゴキブリは湿度のある環境を好むゴキブリですから、飼育/繁殖するには湿度のある床材が好ましい。

また、キョウトゴキブリは自然環境では雑木林に生息するため、床材として腐葉土、昆虫マット、朽木マットなどに霧吹きをして湿度を保つようにする。

※ドライ環境で飼育する場合には、水皿にミズゴケを置き給水できるようにすれば、床材なしでも飼育できる。

キョウトゴキブリの飼育③:隠れ家

キョウトゴキブリの隠れ家としては、樹皮や落ち葉、木材などが利用できる。ドライ環境で飼育する場合には、段ボールや紙製卵トレーを利用する。

キョウトゴキブリの飼育④:餌(エサ)

キョウトゴキブリは雑食性のゴキブリであり、飼育下では栄養バランスに優れたペットフードを与えるのが一般的です。

【キョウトゴキブリの餌(エサ)】

  • ハムスターフード
  • ラビットフード
  • レオパフード
  • グラブパイ
  • など

また、給水用のエサとして、プロゼリー(高たんぱく昆虫ゼリー)を与えるか、水皿に濡らしたミズゴケを設置してあげてください。

キョウトゴキブリの飼育⑤:飼育温度

キョウトゴキブリの飼育適温は、25℃~28℃です。

温度が低下すると活動が鈍り、10℃以下になると休眠して過ごします。休眠中は食事も減り、成長も遅くなる。

積極的な繁殖を狙うなら、パネルヒーターなどで25℃~28℃で管理する。

ただし、キョウトゴキブリは耐寒性も高く、5℃くらいまでなら死滅せずに越冬できる。

⇒日本に生息するゴキブリ24種類の一覧はこちら

キョウトゴキブリの生息地/分布

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キョウトゴキブリは屋内侵入性の野外種で、京都、新潟、福岡、川崎市、滋賀、名古屋市、大阪、韓国などで確認されている。

日本原産の在来種であるが、ほかのゴキブリ種にくらべると生息数が少なく、キョウトゴキブリの分布は局所的に点在している。

キョウトゴキブリの雄雌/見分け方

キョウトゴキブリの雄雌の見分け方は、下記のとおり。

【キョウトゴキブリの雄雌】

雄(オス):

  • 体長15mm~18mm,やや小さい
  • 触角がながく、体長とほぼ同じ
  • 腹の末端に1対の尾突起(びとっき)がある

雌(メス):

  • 体長16mm~18mm,やや大きい
  • 触角がやや短く、体長には届かない
  • 尾突起がない

パッと見での判別は難しく、尾突起を確認するのが確実。

キョウトゴキブリの退治/駆除方法

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キョウトゴキブリの退治/駆除対策には、一般的な駆除方法である「毒餌剤(ベイト剤)」「くん煙剤/くん蒸剤」「殺虫スプレー」などが有効です。

くわしくは、ゴキブリの退治/駆除方法のページをご覧ください。

キョウトゴキブリの生態:まとめ

キョウトゴキブリは日本原産のゴキブリであるが生息数は少なく、局所的に点在しているゴキブリ種です。

体長は14.5mm~18mmほどで、チャバネゴキブリ類の中では大きく、小さめのヤマトゴキブリのような外観をしています。

参考) ヤマトゴキブリ:⇩

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雄と雌で大きな見た目の違いはなく、キョウトゴキブリの成虫には、前胸の側面にクリーム色のスジがあるのが特徴です。

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