ハイイロゴキブリ【図鑑wiki】幼虫/生態/学名/食用/大きさ

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ハイイロゴキブリ【図鑑wiki】
幼虫/生態/学名/食用/大きさ

【ハイイロゴキブリの基本情報】

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  • 分類:ゴキブリ目 – オオゴキブリ科 – ハイイロゴキブリ属 – ハイイロゴキブリ
  • 和名:ハイイロゴキブリ(灰色蜚蠊)
  • 学名:Nauphoeta cinerea
  • 体長:25mm~30mm
  • 寿命:1年~1年半

このページでは、ハイイロゴキブリについて詳しく解説します。

ハイイロゴキブリとは?/概要

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ハイイロゴキブリは熱帯性で外来種のゴキブリで、体長は25mm~30mmほど。

ハイイロゴキブリの生息地/分布

もともとは北東アフリカのエジプト.エリトリア.リビア.スーダンに生息していた種だと言われているが、貨物に紛れて熱帯地域で分布を広げている。

非常に生命力が高く、繁殖力のあるゴキブリだが、耐寒性がないため、日本では南西諸島にのみ生息している。

⇒日本に生息するゴキブリ24種類の一覧はこちら

ハイイロゴキブリの生態

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ハイイロゴキブリは幼虫期間が70日~90日ほどと短く、成虫期間が約1年と長いため、海外ではレッドローチトルキスタンゴキブリ)と並び、ペットのエサ用ゴキブリとして人気があります。

ハイイロゴキブリは水と餌、適切な温度さえあれば、どんどん繁殖して数を増やす、丈夫なゴキブリです。

ハイイロゴキブリの生態:卵鞘/出産

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ハイイロゴキブリの生態:卵/出産については、下記のとおりです。

【ハイイロゴキブリの卵/出産】

  • 1回あたり:約33匹
  • 妊娠期間:約36日
  • 出産回数:生涯に約6回ほど
  • 出産形態:卵胎生(らんたいせい)
  • 単為生殖:できる

ハイイロゴキブリは、卵胎生(らんたいせい)と呼ばれる出産方法をとるゴキブリであり、卵の入った袋である卵鞘(らんしょう)を腹の中に出し入れして、

お腹のなかで卵を孵化させてから、出産します。

例)卵胎生のゴキブリ:⇩

Blaptica dubia roach birth

孵化直後のハイイロゴキブリの幼虫は、孵化後1時間ほど、メスの腹の下に集まって過ごします。

Nauphoeta cinerea Самка мраморного таракана с личинками

また、ハイイロゴキブリは単為生殖(オスなし、メスのみで繁殖)することもできるゴキブリ種ですが、単為生殖の場合には幼虫の生存率が極端に(約10分の1)低下します。

⇒日本に生息するゴキブリ24種類の一覧はこちら

ハイイロゴキブリの生態:幼虫

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ハイイロゴキブリの幼虫は褐色~こげ茶色で、ほかのゴキブリ種とくらべると楕円形で細長い形をしています。

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ハイイロゴキブリの幼虫は、メスは平均8回の脱皮をし、オスは平均7回の脱皮をして成虫になります。

ハイイロゴキブリの幼虫期間は、約70日~95日ほどです。

ハイイロゴキブリの飼育/繁殖方法

ハイイロゴキブリは、水と餌、温度管理(25℃~30℃)さえあれば、かなり繁殖するタイプのゴキブリです。

ハイイロゴキブリの飼育/繁殖方法については、下記のとおり。

【ハイイロゴキブリの飼育/繁殖方法】

  • ①ケース:適切なサイズの飼育用プラケース
  • ②床材:不要
  • ③隠れ家:紙製卵トレー、丸めた鉢底ネット、など
  • ④エサ:ハムスターフード、昆虫ゼリー
  • ⑤温湿度管理:26℃~28℃

それぞれ、順番に解説します。

ハイイロゴキブリの飼育①:飼育ケース

一般的な昆虫飼育ケースや爬虫類飼育ケース、または、100円ショップのプラケースなどが利用できます。

サイズは飼育数によりますが、飼育初心者なら30cm×30cmほどのケースがあれば飼育できます。

※蒸れを防止するため、十分な通気性を確保してください。

ハイイロゴキブリの飼育②:床材

ハイイロゴキブリは屋内性の丈夫なゴキブリなので、隠れ家(シェルター)さえあれば、床材は不要です。

ハイイロゴキブリの飼育③:隠れ家

ハイイロゴキブリは狭い隙間に密集するのが好きなゴキブリなので、隠れ家(シェルター)を用意してあげてください。

一般的には、「紙製卵トレー」や「丸めた鉢底ネット」が利用されます。

一般的なハイイロゴキブリの飼育環境:⇩

Lobster Roach – Nauphoeta cinerea

紙製卵トレーを段ボールで仕切ることで、スペースを有効活用しています。

ハイイロゴキブリの飼育④:餌(エサ)

ハイイロゴキブリを飼育するための餌は、栄養バランスに優れた「ペットフード+昆虫ゼリー」で飼育できます。

【ハイイロゴキブリの餌(エサ)】

  • ハムスターフード
  • ラビットフード
  • コオロギフード
  • レオパフード
  • グラブパイ
  • など

ハイイロゴキブリはドライ環境で飼育できますが、水分補給のために「プロゼリー(昆虫ゼリー)」または「水皿」を用意してあげてください。

(※プロゼリーは、高プロテイン+トレハロース入り、バナナ味の昆虫ゼリーです。)

ハイイロゴキブリの飼育⑤:温度管理

ハイイロゴキブリの飼育適温は、25℃~30℃です。

南西諸島以外では越冬することができませんので、パネルヒーターなどによる温度管理が必要となります。

補足:ハイイロゴキブリの脱走防止

ハイイロゴキブリはツルツルとした壁をのぼる習性があります。ハイイロゴキブリの脱走を防止するために、ケースの上部15cmくらいに、ワセリンを塗って脱走を防ぎます。

ワセリン 画像

⇒日本に生息するゴキブリ24種類の一覧はこちら

ハイイロゴキブリ:食用

ハイイロゴキブリは一般的に食用のゴキブリではありませんが、一部の昆虫食愛好家のなかでは、ハイイロゴキブリを食べることもあります。

ハイイロゴキブリのアヒージョ:⇩

ゴキブリが泳ぐ アヒージョ|昆虫食

ただし、ハイイロゴキブリは一般に食用の昆虫ではなく、野生のハイイロゴキブリはあらゆる病原菌・ウイルスを媒介するリスクがありますので、下茹でと油による十分な加熱が必要です。

※くれぐれも、昆虫食は自己責任でお願いします。

補足:とくに、食用ゴキブリのなかでも美味しいのは森林性ゴキブリの「オオゴキブリ」と言われています。

ハイイロゴキブリの退治/駆除対策

ハイイロゴキブリの退治/駆除対策については、リンク先のページで詳しく解説しています。

ハイイロゴキブリの通販/購入

ハイイロゴキブリは一般に害虫種のゴキブリであり、日本国内ではあまり流通していません。

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