デュビアとは【昆虫図鑑wiki】餌/繁殖/通販/卵/成虫/扁平/野生

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デュビアとは【昆虫図鑑wiki】
餌/繁殖/通販/卵/成虫/扁平/野生

このページでは、デュビアを解説します。

デュビア:基本情報
  • 分類:昆虫網 – ゴキブリ目 – Blaptica科  – デュビア
  • 学名:Blaptica Dubia
  • 別名:アルゼンチンモリゴキブリ
  • 体長:40mm~45mm

デュビア(アルゼンチンモリゴキブリ)と言えば、爬虫類用のエサとしても有名なゴキブリです。

特徴 繁殖/飼育 餌/エサ 成長 通販/価格 卵/産卵 幼虫 成虫 扁平 雄雌 寿命 生態 野生化 冬越え 鳴き声

デュビアは餌用ゴキブリとして優秀

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デュビアと言えば、爬虫類などのペット用のエサとして、気軽にペットショップで入手できるゴキブリです。

【エサ用として優秀な理由】

  • ①丈夫で乾燥に強い。
  • ②放っておいても死なない。
  • ③鳴き声をあげない。
  • ④壁をのぼれない。
  • ⑤逃げ出さない。
  • ⑥においがない。
  • ⑦繁殖がラク。

そだてるのが非常にラクなうえに、栄養価もたかく、雑食性で空をとぶこともなく、まさに『エサになるために生まれてきた』と言っても過言ではないほど。

ツルツルとした壁をのぼれず、プラケースから脱走しないのもうれしいポイントですね。

デュビアは優秀なエサ用ゴキブリです。

「ヒョウモントカゲモドキ」や「フトアゴヒゲトカゲ」などの、肉食性の爬虫類の生きエサとして、1匹あたり20円くらいで幼虫が販売されていますよ。

普通にペットショップで購入できます。

デュビアの繁殖/飼育方法

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デュビア(アルゼンチンモリゴキブリ)の繁殖/飼育方法は簡単です。具体的には、下記のとおり。

【デュビアの繁殖/飼育環境】

  • ケース:適当なサイズのプラケース
  • 温度:繁殖させるなら、冬は加温する。
  • 湿度:乾燥していて大丈夫。
  • 餌:給水用のゼリー、デュビアフード

デュビアは密集飼育ができる雑食性のゴキブリなので、適当なサイズのプラケースに入れておけば、簡単に飼育/繁殖させることができます。

デュビアは寒さにも強いですが、寒いと繁殖はしないですね。繁殖させたいなら、冬場は25℃~30℃にあたためてあげるといいですよ。

デュビアは20℃以下では繁殖しません。

 

ちなみに、デュビアは幼虫期間が6か月くらいありますので、焦らずゆっくり成長させるといいですね。

デュビアの餌/エサ

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デュビアは乾燥にもつよく、1ヵ月くらい何も与えずに放置しておいても死なない、とても丈夫なゴキブリです。

ただし、デュビアを大きく育てたい、繁殖させたいなら、栄養価の高いエサと、給水用の昆虫ゼリーを与えるのが良いですね。

【デュビアの餌/エサ】

メインの餌:

  • デュビアフード
  • コオロギフード
  • キャットフード
  • ラビットフード
  • など

給水用の昆虫ゼリー:

  • プロゼリー

デュビアの餌としては、デュビア用の「デュビアフード」のほか、コオロギフードやキャットフード、ドッグフードでも代用できます。

※ただし、ドッグフードやキャットフードは、水分があると「腐る・カビる」ので注意が必要です。

デュビア育成のコツは、何と言っても「とにかく、乾燥させること」です。乾燥していればダニが沸くこともなく、においも気になりません。

栄養バランスも考えると、「コオロギフード+プロゼリー」がおすすめの組み合わせです。

コストを考えると、植物質でにおいも少ない『ラビットフード+プロゼリー』も優秀ですね。

デュビアの給水エサ:プロゼリー

プロゼリー 画像

デュビアを飼育/繁殖させるうえで、非常に便利なのが、昆虫育成用の高たんぱく質ゼリー『プロゼリー』です。

クワガタの育成業界では、かなりメジャーな昆虫ゼリーで、甘さひかえめのバナナ味。高たんぱくで昆虫の育成にもってこいのゼリーです。

※霧吹きで直接水分をあたえたりする方法もあるのですが、すぐにカビやダニが沸くので、あまりおすすめできません。

デュビアを飼育/繁殖させるには、乾燥させた環境で育成して、水分補給はプロゼリーを使うのがイチバンですね。

デュビアの成長/生態

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左の2匹がデュビアの成虫:⇧

ペットショップで爬虫類のエサ用として販売されているデュビアは、小さめのサイズの幼虫がおおいです。

そこから、おおきく成虫まで成長するのに、3~6か月ほどかかります。初令の幼虫からだと、6か月~1年ほどかかります。

ですから、繁殖目的でデュビアを購入するなら、最初から成虫を購入したほうがいいですね。

デュビアの通販/価格

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デュビアは爬虫類のエサ用ゴキブリとして、Amazon・楽天市場などの通販でも気軽に購入することができます。

ちなみに、デュビアの通販価格はこんな感じです。

【デュビアの通販価格】

  • Sサイズ幼虫:1匹あたり¥20円くらい
  • Mサイズ幼虫:1匹あたり¥50円くらい
  • Lサイズ幼虫:1匹あたり¥70円くらい
  • 成虫:1匹あたり¥90円くらい

大きくなるほど、価格も高くなります。

Amazonや楽天市場などの通販で購入できますよ!

デュビアの卵/産卵

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デュビアの卵/産卵はおもしろいですよ。

日本で一般的な『クロゴキブリ』や『チャバネゴキブリ』は、卵鞘(らんしょう)と呼ばれる卵の袋を産むタイプのゴキブリなのですが、

デュビアは卵胎生(らんたいせい)と言って、おなかの中で赤ちゃんを育ててから出産するのです。

動画があるので、ぜひ見てみてください!

Blaptica dubia roach birth

デュビアのメスは、卵鞘(らんしょう)をお腹の中に出し入れして、幼虫になるまでお腹の中でそだててから出産するのです。

【デュビアの出産】

  • 必要温度:20℃以上
  • 頻度:3ヵ月に1回
  • 出産数:1回あたり30匹ほど
  • 合計:生涯で200匹ほど

※20℃以下では孵化に失敗します。

デュビアはそれほど頻繁に産卵/出産するわけでもなく、幼虫期間が6か月~1年ほどあるムシなので、のんびりと増やしていくことができますよ。

デュビアの幼虫/脱皮

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デュビア(アルゼンチンモリゴキブリ)の幼虫期間は、約6か月~1年ほどあり、暖かいほうが早く成長します。

25℃~30℃が適温で、20℃以下だと成長が遅くなります。

ペットショップでよく見かけるデュビアは、ほとんどがSサイズの幼虫なので、幼虫のほうが見慣れている感じがしますね。

デュビアの幼虫は、生涯で7回の脱皮をくりかえして、徐々におおきくなっていきます。

幼虫のときには光沢がなく、表面は乾燥した感じに見えます。

ちなみに、デュビアの脱皮はこんな感じです:⇩

【閲覧注意】デュビアの脱皮を30倍速で観察。【ゴキブリの脱皮】

脱皮直後のデュビアは真っ白なんですよね。

脱皮後の抜け殻も、そのまんまデュビアの形をしています。

デュビアの成虫

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デュビアの成虫:⇧

デュビア(アルゼンチンモリゴキブリ)の成虫は意外と大きめで、成虫サイズは45mm~50mmほどになります。

おおきな翅(はね)があるのがオスで、小さな翅があるのがメスです。

成虫になると表面に光沢がでてきます。

デュビアの雄は大きな翅がありますが、飛び上がることは出来ません。せいぜい、高いところから滑空(かっくう)する程度ですね。

デュビアの扁平について

デュビア 扁平 画像

デュビアの幼虫を見ていると、うすく平べったい扁平(へんぺい)したものを見かけると思います。

これが、扁平(へんぺい)デュビアです。

デュビアが扁平になる原因としては、下記のとおりです。

【デュビアが扁平になる原因】

  • ①エサ/水分の不足
  • ②脱皮による形状のくずれ
  • ③エサの食いつきがいまいちな個体
  • ④老いによるもの

扁平デュビアでも、しっかりとエサと水分をあたえれば、ほとんどが普通のデュビアに戻りますよ。

扁平デュビアがもとにもどる動画:⇩

【扁平デュビア】#03扁平が治るというのは本当かどうか?結果発表【閲覧注意】

ちゃんと食べさせれば、デュビアの扁平も治るんですね!

デュビア(成虫)の雄(オス)と雌(メス)

デュビア アルゼンチンモリゴキブリ 雄と雌 見分け方 画像

デュビア(成虫)の雄雌の見分け方は、簡単です。

【デュビアの雄雌/見分け方】

  • 翅が小さく、丸っこいのが、メス。
  • しっかりと翅が生えているのが、オス。

一瞬で見分けることができます

デュビアの寿命

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デュビア(アルゼンチンモリゴキブリ)の寿命は、下記のとおりです。

【デュビアの寿命】

  • 卵/産卵:卵胎生(らんたいせい)
  • 幼虫期間:約4か月~8か月
  • 成虫期間:約1年半~2年

デュビアは生まれてから、約2年~2年半ほど生きます。

ゴキブリの寿命としては、やや長めですね。

  • クロゴキブリ:7ヵ月~1年半
  • ヤマトゴキブリ:6か月~1年半
  • ワモンゴキブリ:7ヵ月~3年

デュビアの生態/特徴

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デュビア(アルゼンチンモリゴキブリ)は、コスタリカやアメリカ、ギアナ、ブラジル、アルゼンチン、南アフリカなどに広く分布しているゴキブリです。

野生の環境では果物や野菜を好む雑食性であり、リンゴ、アボカド、バナナ、さくらんぼ、梨、オレンジ、イチゴ、トウモロコシ、などのフルーツを好みます。

(※ただし、動物性たんぱくも必要になる。)

デュビアは餌切れ、水切れにも強く、2週間程度なら放っておいてもまったく問題ないです。

ただし、デュビアは湿度によわく、蒸れると死にます。

必要以上に水分を与えないようにしましょう。

デュビアの野生化について

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野生のデュビアは、「アルゼンチンモリゴキブリ」という名前のとおり、森の中で枯れ葉や、動物の死骸をたべて生活しています。

「デュビアが野生化している」という話は聞きませんが、デュビアは比較的寒さにもつよく、丈夫なゴキブリです。

デュビアは足が遅く、湿度が高いところは苦手です。

ですから、デュビアが脱走して勝手に野生化するとは考えにくいですが、ゴキブリですから、日本の森林でもしぶとく野生で生きていける可能性はあります。

デュビアの冬越し

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デュビアの活動適温は25℃~30℃くらいですが、デュビアは寒さにも強いです。

東北や北海道の寒い冬でも、暖房を効かせた室内であれば、冬を越すことができます。

※ただし、デュビアは20℃以下では活動が減り、成長も遅くなり、繁殖もしません。それでも、デュビアは越冬できます。

デュビアの鳴き声

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デュビアは、基本的には鳴かないゴキブリだと言われています。しかし、デュビアを飼育していると、『キュキュ』という、小さな鳴き声をあげることがあります。

とは言え、まったく気になるレベルではないので、夜も静かで安眠できますよ。

デュビアはそれほどガサゴソと動き回ることはなく、おとなしい性格をしているので、音はまったく気にならないと思います。

デュビアの飼育/繁殖:まとめ

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このページで解説した内容をまとめると、下記のとおりです。

①デュビアを飼育するには、乾燥が基本

デュビアは乾燥にとても強く、湿度がたかいと弱ります。

ですから、デュビアを飼育する際にはなるべく乾燥した環境にして、ダニやカビの発生をふせぐようにするといいですよ。

水分に関しては、昆虫ゼリーを与えるようにしましょう。

②デュビアはのんびりと成長する。

デュビアの活動適温は、25℃~30℃くらいです。

日本の秋~冬にかけては、デュビアの成長も止まります。

ただし、デュビアは寒さにも強く、室温0℃くらいまでなら耐えることができます。

デュビア育成はのんびりと見守るくらいがちょうどいいですね。

初令の幼虫から成虫になるまで、約4か月~6か月くらいかかります。

③デュビアはとても優秀なエサ用昆虫

デュビアは丈夫でストックも楽。ラビットフード+昆虫ゼリーさえ与えておけば、簡単に増やすことができます。

さらに、「ヒョウモントカゲモドキ」や「フトアゴヒゲトカゲ」の嗜好性もたかく、食いつきがいい。

エサとしての栄養価も高いです。

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