カマドウマ(便所コオロギ)とは【害/対策/益虫/餌/巨大】

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カマドウマ(便所コオロギ)とは
【害/対策/益虫/餌/巨大】

このページでは、カマドウマについてくわしく解説します。

害/対策 巨大 緑色  天敵 コオロギとの違い

カマドウマとは何か?

カマドウマとは何か?というと、下記のとおりです。

  • 分類:バッタ目 – カマドウマ科
  • 学名:Diestrammena apicalis
  • 別名:便所コオロギ、オカマコオロギ
  • 特徴:見た目の気もち悪さから、不快な虫として、嫌われているが、害虫ではない。
  • 体長:18.5mm – 23.0mm

カマドウマはバッタのなかまに分類される昆虫であり、東南アジアから東アジアにかけて約20種ほどが知られています。

カマドウマの害と対策/益虫か?

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カマドウマの害と対策については、下記のとおり。

【カマドウマの害と対策/益虫か?】

  • ①カマドウマに害はない。
  • ②カマドウマの対策は、防虫剤を撒く。
  • ③カマドウマは益虫ではない。

それぞれ、解説します。

①カマドウマに害はない。

カマドウマ(便所コオロギ)は、見た目が気持ち悪くて不快になること以外には、害はありません。素手でさわっても大丈夫です。

カマドウマは雑食性の強いバッタの仲間であり、翅(はね)のないキリギリスのようなものです。

噛みつくこともなければ、毒もなく、無害です。

②カマドウマの対策は、防虫剤を撒く。

カマドウマ(便所コオロギ)は、暗くてせまく、湿り気のある場所をこのみ、エサをもとめて家の中に入り込むことがあります。

そんなカマドウマを対策するには、下記のやり方があります。

【カマドウマの防除/対策】

  • 防虫剤を家のまわりに撒く。
  • 家の周辺を清掃し、虫の住処をなくす。
  • 排水溝をそうじして、水はけをよくする。
  • ゴキブリ用の粘着トラップをつかう。
  • 床下に殺虫剤を散布する。

不快害虫用の、防虫剤(忌避剤)を家のまわりに撒くことで、カマドウマ(便所コオロギ)が家の中に侵入するのを防ぐことができます。

また、家の中で見かけた時には、アースジェットなどの殺虫スプレーで殺虫するのが効果的です。

さらに、年に1回ていど、バルサンやアースレッドのようなくん蒸剤を撒いて、家全体の昆虫を殺虫するといいですね。

③カマドウマは益虫ではない。

益虫(えきちゅう)というのは、人間にとっていい影響を与える虫のことです。たとえば、絹糸をつくりだす『蚕(カイコ)』や蚊を捕食する『トンボ』などが、『益虫』と呼ばれます。

カマドウマは人体にとって無害ですが、とくに有益なはたらきをするわけでもありません。ですから、カマドウマは益虫ではありません。

巨大(大きい)カマドウマ

ジャイアント・ウェタ

カマドウマのなかには、手のひらサイズまで巨大になるものもあります。※ただし、日本には生息していません。

こちらの巨大な大きなカマドウマは、『ジャイアント・ウェタ』と呼ばれるカマドウマの一種で、ニュージーランドのリトル・バリア・アイランドに生息しています。

  • 日本のカマドウマ:体長18.5mm~23.0mm
  • ジャイアント・ウェタ:体長100mm以上

かなり巨大なカマドウマですね。

緑色のカマドウマ

緑色のカマドウマ(便所コオロギ) 画像

たまに、『緑色のカマドウマを見かけた』という話を耳にしますが、それはカマドウマではありません。

緑色のカマドウマの正体は、次のとおり。

【緑色のカマドウマの正体】

  • まだ翅の生えそろっていない、『ヤブキリ』か『ウマオイ』

(※ヤブキリ・ウマオイは、キリギリスの一種。)

というワケで、緑色のカマドウマを見かけたとすれば、それは幼い『ヤブキリ』か『ウマオイ』と思ったほうがいいですね。

カマドウマの餌(エサ)

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カマドウマ(便所コオロギ)は、ほとんどが屋外で野生で暮らしており、雑食性でほとんどなんでも食べます。

カマドウマの餌は、下記のとおり。

【カマドウマの餌(エサ)】

  • 小昆虫やその死骸
  • 朽ちたくだもの
  • 樹液、落ち葉
  • 羊の血、など

動物質、植物質、生き餌、死に餌をとわずに、ほとんどなんでも食べることができる雑食性の昆虫です。スカベンジャーですね。

カマドウマの天敵

カマドウマの天敵

カマドウマ(便所コオロギ)は、雑食性の昆虫ですが、逆にカマドウマを食べて生きている生き物もいます。

カマドウマ(便所コオロギ)の天敵は、次のとおりです。

【カマドウマの天敵】

  • ヤモリ、トカゲモドキ
  • ねずみ、カエル
  • 鳥類
  • 寄生バチ
  • ゲジゲジ、カマキリ
  • アシダカグモ

これらの動物は、昆虫を食べる肉食性の生き物であり、カマドウマの天敵となります。

カマドウマの特徴

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カマドウマ(便所コオロギ)は、体長18.5mm~23.0mmほどの昆虫であり、メスはおしりに産卵管があります。

からだ全体はやや縦長になり、翅(はね)がなく、後ろ足が特別に発達していて、大きくジャンプします。

また、体長の3倍以上もある触角で、暗いところでも体の周囲全体を探ることができます。

名前の由来

カマドウマ(竈馬)の名前の由来は、下記のとおり。

昔の日本の調理場である、竈(かまど)のまわりによく現れた虫で、顔が馬のような形をしている。だから、カマドウマ(竈馬)と呼ばれるようになった。

カマドウマの寿命

カマドウマの寿命は約2年です。
昆虫にしては少し長めですね。

カマドウマとコオロギの違い

コオロギ:⇧

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カマドウマ:⇧

カマドウマとコオロギは、似ているようで全然違います。

カマドウマは後ろ脚がかなり発達していて、翅(はね)がなく、茶褐色なまだら模様をしています。

コオロギには翅(はね)があり、色は黒っぽく、かわいい顔つきをしています。

  • 翅があるかどうか?
  • からだの色は?
  • 体の大きさは?

この3点を見れば、すぐに判別できるはずです。

カマドウマはまだら模様で翅(はね)がなく、触角がながいのが特徴です。

カマドウマの侵入経路はどこから?

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カマドウマ(便所コオロギ)の侵入経路はどこからか?と言えば、下記のとおりです。

<カマドウマの侵入経路>

  • 換気口や通風孔の開口部
  • 排水管のすき間

また、古い木造家屋であれば、侵入経路はいくらでも考えられますので、家の中でエサになりそうなものをこまめに掃除する。

または室内にくん蒸剤を散布する、または、家のまわりに防虫剤(忌避剤)を撒くことで、カマドウマの侵入を防ぐことができます。

カマドウマの鳴き声はある?

カマドウマはバッタの仲間ですが、成虫になっても翅(はね)を持つことがなく、鳴き声はありません。

『カマドウマの鳴き声を聞いたことがある!』という人は、なにか他の昆虫と勘違いしているかもしれません。

カマドウマの種類

家の中に出現するカマドウマの種類のほとんどは、『マダラカマドウマ』または『クラズミウマ』のどちらかですね。

 

カマドウマ(便所コオロギ)

カマドウマ(便所コオロギ) 画像05

特徴:カマドウマはバッタ目カマドウマ科に属する昆虫です。まだら模様の見た目で跳ね回る姿がきもち悪いです…。

生息地:日本全国
体長:18.5mm~21.5mm

ゴミムシ/ゴミムシダマシ

ゴミムシ 画像07

特徴:ゴミムシは、甲虫目オサムシ科に属する、雑多な昆虫をまとめて『ゴミムシ』と呼びます。

生息地:日本全国
体長:4.5mm~35mm

ゲジゲジ/オオゲジ

ゲジゲジ 画像07

特徴:ゲジゲジは15対の足を持つ、おとなしい性格のムシです。見た目がきもち悪いことから『不快害虫』と言われています。

生息地:日本全国
体長:20mm~30mm

赤いゴキブリ

赤いゴキブリ

特徴:日本に生息するゴキブリにも種類があり、『ワモンゴキブリ』など、中には赤っぽい色をしたゴキブリもいます。

生息地:日本全国
体長:12mm~45mm

白いゴキブリ

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特徴:珍しい白いゴキブリは突然変異種というワケではなく、脱皮直後、または外国産の珍しいゴキブリです。

クロゴキブリ

クロゴキブリ 画像

特徴:クロゴキブリは日本でも全国的に見られる代表的なゴキブリの種類です。

生息地:日本全国
体長:30mm~40mm

チャバネゴキブリ

チャバネゴキブリ 画像01

特徴:日本全国でみられ、飲食店などのコンクリート造の建物でよくみられるタイプの小さいゴキブリです。

生息地:日本全国
体長:10mm~15mm

ヤマトゴキブリ

ヤマトゴキブリ 画像02

特徴:クロゴキブリとよく似た見た目のヤマトゴキブリは、おもに東北地方の雑木林に生息しています。

生息地:東北地方、ほか
体長:20mm~25mm

サツマゴキブリ

サツマゴキブリ 画像 07

特徴:沖縄などの亜熱帯地域に生息する、綺麗な色をしたゴキブリ。

生息地:沖縄~九州南部、ほか
体長:オス25mm 雌35mm

害虫・不快虫 図鑑 wiki
生き物図鑑wiki

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